毎週末、実家に帰っています。
父が亡くなって3年。
初めての一人暮らしの母が心配で、それまでは一ヶ月に一度の帰省が、それからは毎週末帰るようにししています。
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母との関係
私と母は友達親子みたいな関係ではありません。
若い頃から、母のことは大事だけれども、話は合わない、、、と言うか、考え方も全く違う。
すごく愛情を持って育ててくれたことは理解しているので、大事にしないと、という思いはあります。
でも、時折しんどさを感じることも、、、、、あります。
母の性格
もともと、感情が顔に出るタイプの母。
父が生きていた頃は、週末に実家に帰っても3人で食卓を囲んで、それなりに楽しく過ごしていました。
父は、娘の私がかわいいので（どこの家庭にもよくあるパターンですよね）、月に一度の帰省を楽しみにしてくれていて。
母はド正論を言ってくるタイプで、余白が少ないんですよね。。。
ほんとに真っすぐな人なんだと思います。
父はよく怒られていました。（父がいらんことするから怒られるってのもあるんですよね）
それを見るのも辛かったです。。。（私の知らないところでは父は反撃していたかもしれませんが）
でも、何があっても絶対に私の味方でいてくれるっていうことは、十分すぎるぐらいに理解しています。
今年に入ってから「不機嫌」が
父が亡くなってから、3年。
それまでは我慢していた感情なのでしょうか。
今年に入ってから二ヶ月に一度ぐらいのペースで明らかに不機嫌な週末があります。
土曜日の夕方に実家に帰り、それが判明したときの気分ったら。。。
もう、最悪。。。
何かあったのなら言ってくれればいいのですが、そういうわけでもない。
会話も弾まず、重たい空気で晩御飯を食べ終わり。。。
翌日には機嫌が直ってくれていることを願って。。。（毎週泊っているので）
意を決して本人に伝えてみた
この先、母の介護をするとなると、兄は遠く離れた東京で生活しているので、必然的に私になるんですよね。
今はまだ母も元気で自分のことは自分でできます。
段々とそれができなくなった時に、不機嫌を爆発させられたら困る、、、と思い、今のうちに伝えておきたい、とは前々から思っていました。
この間の三連休、私の自宅に帰る直前、何かの話の流れで母に
「お母さんが毎日ご機嫌で過ごしてくれることが一番やから」
と伝えてみました。
「え？」と母。
「二ヶ月に一回ぐらいのペースで機嫌がイマイチやなぁって思うときがあるよ」
と言ってみたのですが、本人はピンと来ていない様子でした。（傷つけていないか心配で、私にとっては結構勇気のいる発言でした）
その日はそのまま自宅に帰ったのですが、この週末が機嫌が悪かったわけではないので（たぶん母はこの週末のことを言われたと思ってそうだったので）、電話だとうまく伝えられそうにないと思い、LINEを送ってみました。
・直近で機嫌が悪かった具体的な日にち
・暑さのせいもあったかもという逃げ道
・とにかくご機嫌で元気に過ごしてほしいことを願っていること
数分後に母から
自分はいつも通りしていたつもりだけれども、暑さでボーっとしていたのかなぁ。
そうだったらごめん。
というような内容の返信が。
自分はそんなことしてない！なによ！
みたいな、怒りの返信がくるかも、とドキドキしていたところ、こんな素直に謝ってくるなんて。。。
なんとなく悪いことをしてしまった気持ちになって。（言っても言わなくてもモヤモヤする、この性格と長年付き合ってきています）
でも、これからは言ったことによって、お互いが過ごしやすくなっていけばいいなぁ、と。
機嫌が悪かったよと後で言われても自覚できないと困ると思い、「今後は機嫌が悪いと感じた時に、すぐに伝えるね」と母に言いました。
母に限らず、相手にわかってもらうためには、伝えたいことはやはり伝えないと。
ただし、言い方がとっても重要です。
伝えたい内容を理解してもらいつつ、相手のプライドを傷つけることなく、受け入れてもらえるように。
それがうまくいくときもあれば、うまくいかないときも、、、ある。
今回はうまくいったパターンですが、受け入れてもらえない時もきっとあると思います。
友人や仕事関係の人であれば、簡単に言えば少し距離をとってみる方法もありますが、身内となるとそれはなかなか難しいですもんね。
うまくいかなかったパターンがもし起こったとしても、諦めずに時間を置いて、何度か根気強く伝えていく、などしてみるのもいいかもしれません。
とは言え、そんなキレイに何でもかんでも物事が進むわけではない。
その時はまたこのブログでみなさんに報告して、相談させてください。
親子関係は無数のパターンがあります。
一人で考えると、同じ場所をグルグル回ってしまいそう。
いろんな意見を聞いて、「これなら私も試してみよう」と思えるような。
そんなお話が聞けたら、嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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