「好き」と言ってはいけない

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私は方言が大好きです。

自分自身、大阪弁をしゃべりますし、各地の方言を聞くたびに、あったかい気持ちになります。

「方言が好き」と言わない方がいい

20代の頃、地方出身者の方に、

あまり人に、方言が好きと言わない方がいいよ

こう言われたことがあります。

その瞬間、

えっ!!!

とビックリしてしまって、。

その方は、大学進学時に関西に来られて、それ以来、関西に住んでいます。

私は自分がしゃべる「大阪弁」が好きですし、他の地方の方言をしゃべる方々も同じ気持ちだと思っていました。

その方は続けてこう言いました。

君は大阪弁だから、そう言えるんだよ。

今や大阪弁は全国区で、堂々としゃべることができる。

地方出身者はそういう人ばかりではない。

むしろ方言をコンプレックスと捉えている人もいるからね。

その、方言が好きという気持ちは本当だと思う。

あったかい気持ちになるというのも、わかる。

ただ、全員がそういう気持ちになるかと言えば、そうではないからね。

君のことをよく知らない人たちに誤解をされないためにも、今伝えておくね

と。

目から鱗が落ちるとはこのこと

全く敵意なく、優しく伝えてくれたお陰で、私の心にストンと落ちました

約20年前にこうして言ってもらえたこと、今でもよかったなぁと思います。

そう。

みんながみんな、自分が生まれ育った場所の方言が好きとは限りませんもんね。

それからは、相手の人となりがわかって、

この人なら言っても大丈夫

と思える人には、

方言を聞くことが大好き

と伝えるようになりました。

ここでまた一つ、相手の気持ちを慮ることを勉強できた気がします。

方言を小馬鹿にする人

最近ではめっきり減りました。

が、まだ少数いますよね、方言を小馬鹿にする人。

昔は「田舎モン」とか「芋くさい」とか、、、なんちゅーこと言うねん!!!って思っていましたが。

そもそも「芋くさい」って何なんでしょうね。

(調べてみたら、江戸時代には既に芋助といった揶揄があったとか…)

こういう人って、自分に自信が無くて、人と比べて物を見ちゃうんやろうなぁって。

考えれば、かわいそうな人ですね。。。

でもね!

関西人も小馬鹿にされるんですよ!!!

古くは漫画、パーマンのパーマン4号。

その名も「パーヤン」。

そもそも、名前が「パーヤン」て!!!

ちょっと小太りやし!!!(かわいいフォルムやけど!)

これは本当にしょうがないのですが、アニメでは声優さんが関西の人ではないんです。(やっぱりイントネーションが…)

それなのに、自分のことを「わて」とか「わい」と言ったり、「させてもらいま」とか、現代では言わない大阪弁がアチコチにあって、声優さん泣かせだったと思います笑

(まぁ、漫画自体、古いですもんね。わかりやすく誇張してるのはわかるんですけどね。)

自分で作ったおにぎりを、パーマンたちに50円で売りつけるとか、アニメではお金に貪欲な感じに描かれてました。

ただ、考え方とかは大人で、物事を解決する力は目を見張る感じ。(ちょっと意外でした笑)

12歳とは思えない発言が盛りだくさんで、久しぶりに観ると、ちょっと面白かったです。

まぁ、パーヤンの話はこれぐらいにして…笑

関西人のみんながみんなではありませんが、私の場合は、大阪弁をいじられても、特に気にしません。

むしろ、それを笑いに変換できないかしら、、、と考えてみたり。

でも、ケンミンショーの大阪をホントの大阪と思われるのは、ちょっとイヤですけど笑

VTRに出てくる大阪人は、特に濃い~人なので、私の周りにはあまりいません。

安心して、大阪に旅行に来てください!!!(まともな人が大多数です!)

とりとめのない話になっちゃいましたが…。

言葉は生き物なので、方言もどんどん変わってきています。

私の祖母の時代に使われていた大阪弁を、私はあまり使っていません。(そやさかい、とか)

仕事では相手に伝えたいことを伝えるために、理解しもらえる言葉を選ぶ必要がありますが、プライベートでは自分がしゃべりたい言葉でしゃべれる世の中になってほしいなぁと。

方言がなくなってしまうのは、あまりにも寂し過ぎるので。

これからも、たくさんの方言を聞いて、ホッコリした気持ちになりたいもんです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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