三十ウン年のお付き合い

メルカリで生理用品を購入してみました。

メルカリで買うなんて絶対無理!って方もいると思いますが、私はその辺あまり気にしません。

先日、十代の子たちが生理痛について語っているテレビ番組を見たのですが、今と昔では生理事情も様変わりしてそうですね。

お赤飯

さかのぼること、三十ウン年前。

これが生理か、と思った日は運悪く身体測定の日でした。

学校に行く前に気が付いていたものの、恥ずかしくて母親に言い出せず、そのまま登校したんです。

昔の身体測定って今みたいに気を遣われるわけでもなく、男女分けられるだけで、割とオープンな感じでしたよね。

下着姿にならないといけないので、友達に気づかれたらどうしようって、心の中ではそればっかりでした。

なんせ初めての生理なので血がどれぐらい出るのかわからず、ハラハラしながら一日を過ごしたのを今でも覚えています。

なんとか授業を終えて家に帰ったものの、そこからどんな感じで母親に言おうか迷いすぎて、家事をしている母親の後を金魚のフンみたいにずっとついてまわってました。

やっとこさ生理になったことを伝えると「お赤飯炊かな!」と。

翌日、母親はお赤飯を炊いてくれたのですが、私の場合は兄弟が兄なので、その辺も理解していて何も言いませんが、これが弟やったりするとちょっとやっかいですよね。

今となっては手間のかかるお赤飯をわざわざ炊いてくれて「ありがとう」なのですが、当時は恥ずかしさもあり、なんとも言えない気持ちでしたね。(でもありがとう、お母さん)

中学時代の水泳大会

中学生になっても生理中はナプキンを使っていました。(昔は今みたいにスリムタイプなんてなかったなぁ)

私が通っていた中学は毎年、クラス対抗水泳大会があったんですけど、中3の時に生理とまるかぶりしちゃったんですよ。

当時の担任の先生が(女性です)、「出場すれば絶対に勝てるから、保健室でタンポン入れて頑張って出て!」と。

えーーーー!

タンポンなんて1回も入れたことないのに、今日?しかも今から?で、水泳大会?ってな気持ちになったんですけど、先生が懇願するので、取り合えず友達と保健室に行ってタンポンをもらったんです。

おぼこい学校だったんで、ほんとにまだ何も知らない女子中学生が、こんなもの入るんかいな?と思いながらトイレで何回もチャレンジしたものの、やっぱり無理で。

先生に頑張ったけど無理でしたって報告した時はすごくガッカリされたけど(先生ごめん)、私にとってはある意味いい経験になりました。
(そこまでして勝ちたい、熱いいい先生でした)

タンポンって楽

中学時代は難しかったタンポンも、20代になった頃に再チャレンジ。

最初は変な感じでしたが、慣れてくるとこんな楽なものはないな、と。

これ考えた人、天才やん!とまで思っていました。

今までは経血の漏れを心配していたけど、タンポンとナプキンの二段構えでよっぽどのことが無い限り失敗はありません。

できるだけ自然派で

20代後半でアロマの勉強を始めたんです。

その時に、肌に触れるものは化学的合成されたものより自然なものの方がいいのかなぁと考えたりして。

って言ってもゆるーく考えていただけで、全く使わないなんてことありません。

当時、布ナプキンの存在を知って使ってみたんです。

洗う手間はあれど、汗かきの私はデリケートゾーンも結構汗をかくので、布ナプキンとの相性もいいなぁと感じて取り入れました。

ただ、結構お高い物なので(いい素材やったり、時間をかけて作られているので当然です)、自分で作ってみよう!と。

母親に似ず不器用なのですが(なぜかミシンは持ってたんです)、ネットで調べたり、本を見たりして、買ったものとは程遠いできあがりになりましたが、誰に見られるわけでもないので、気に入ってつけていました。
(使わんようになったタオルとか着なくなったTシャツとかで作ってます)

お風呂に入る前に布ナプキンを洗ったとき、自分からこんなにたくさんの経血が出てるんやなぁと思うと、自分自身の身体が愛おしくなってくる感覚に陥るんですよ。(今はオキシクリーンとかで経血の汚れも落ちやすくなりました)

今も自分で作った布ナプキンを愛用していますが、生理2日目の寝る時には安眠のためにもタンポンも併用しています。

いろんなものを知ったので、自分にとっての快適解を見つけ出せた感じです。

みなさんもご自身の快適解、見つけられていますか?それともこれからでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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