耳鼻科には花粉症の薬をもらうぐらいしか行ったことがありません。
そんな私にある日、耳に異常が起こりました。
耳が…
耳垢って、「基本的には放っておいていい」と情報番組で見た記憶があります。
私の耳垢は、サラサラタイプで、イヤホンにも結構つくんですよね。(これ、プチストレス)
耳の中が痒いなぁと思った時は、綿棒でササっと掃除する、というのがいつものお決まりでした。
が、とある日、すっごく耳の中が痒くなったんです!
「この痒みは綿棒で取り切れるものではない!耳かきを出動させねば!」
と思い、約1年振りにやってみました。
久しぶりの耳かきなので、慎重に痒い所をサクサクっと掃除して、痒みも治まり
「ふぅ、満足~」
と、その日はよかったんです。
ところが、翌日、口を開けると耳の下あたりに痛みが走りました…。
前日に歯医者に行っていたので、
「頑張って大きく口を開けたせいかしら」
と思いつつ、
「今まで歯医者でそんなことになったことないしなぁ」
とその思いを打ち消したり。
そうなると、
「耳かきしたせいかしら」
と思うものの、
「いやいや、あんなにそーっとしたのに、何かあるわけがない」
と、理由は2つ思いつくものの、どちらも該当しないのでは、と勝手に思い込んでいました。
この時はまだ、ちょっと痛い、ぐらいの感覚だったので、次の日には痛みから解放されると信じて、そのまま眠りについたのですが…。
翌朝、激痛になってました!!!
口を満足に開けることもできないぐらいに!!!
これは、、、マズイ。
午前中、仕事を休み、急ぎ病院を探しました。
家の近所にはかかりつけの耳鼻科がないので(花粉症の薬は実家の近くの病院で処方してもらっていて)、ネットで検索します。
この日は木曜日。
なぜか申し合わせたように、検索しても検索しても、近所の耳鼻科は休診日なんです。。。
なんで~~~~~(´;ω;`)ウゥゥ
必死で探していると、1つの耳鼻科だけが、診療していることがわかって!
急ぎ電話し、午前中の予約を取ることができました。
病院に行ってみると
はやる気持ちを抑えて病院に行ったつもりが、予約の20分前に到着。
初診なので、問診票を書いたり、なども必要なので調度よかったです。
で、いざ、診察!
優しそうな少しお年を召した女医さんが来られました。
ドキドキしながら、まずは異常の無い耳から診ていただき…。
いよいよ、痛い方の耳を。。。
「あ~、炎症が起こってますね。耳かきとかされましたか?」
先生は静かにおっしゃいました。
あぁ、、、原因は耳かきでした。。。
「今からお薬を塗って、綿を詰めますので、1時間経ったら耳から出してくださいね。
あとは飲み薬を処方しておきます。」
と優しくおっしゃられて、その雰囲気でドキドキから安心に変わっていきました。
耳のありがたみ
私の病状は「外耳炎」というものでした。
先生に言われた通り、用法を守って薬を飲み続け、快方に向かっていき。
4日目ぐらいには、ほぼ痛みも引き、いつも通りの生活に戻るぐらいに。
これ、毎回思うことですが、身体のどこかに異常をきたすと、本当に健康体のありがたみを感じます、、、。
耳って聞こえて当たり前という感覚。
でも70代も半ばになってきた母は、年々聞こえづらくなってきているようで、よく聞き返されます。
そういう家族を持つと、若く見えてもそれなりに年齢を重ねると、やはり聞こえづらくなるもんなんだな、と理解できますが、若者たちはその感覚が無いので、わからない人たちも多いですもんね。(それはしょうがない。自分もそうやったと思うし。)
飲食店や、いろんな窓口に行くと、小さな声で早口で説明を受けることがあります。
私でさえ、
「え?」
と聞き返してしまうこともあるので、母親世代の方は苦労されることも多々あるんだろうなぁと。
母は
「あまり聞き返すのも悪いなぁ」
と思うことがあるらしく、
「たまにわからなくても「うんうん」と返事してる」
と言われたことがあります。
そんな思いをさせてしまっていたのか…と反省し。
それ以来、なるべくはっきりと、少し大きめの声で話しかけるように心がけています。
私もいずれそうなる日が来るので、耳を大事にするためにも、イヤホンをつけるときも音量を上げ過ぎないように気を付けています。
耳だけに限らず、身体のあちこちを労わってあげないと、ですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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