おばさん解放宣言

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40代前半までは認めたくなかった。

自分が「おばさん」だということ。

いつ解放するの?今でしょ

関西では「おばさん」のことを「おばちゃん」と言います。

その響きはかわいいものの、自分はまだまだ…なんて思っていました。

独身で子供もいない私は、そう呼ばれることを特に敬遠してた気がします。

今年アラフィフの仲間入りした身として、そろそろ解放する時かなぁ、と。

若さにしがみつくのは辞めた

そう考えられるようになったのは、かの有名なドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」通称「逃げ恥」をみたからかも。

大人気ドラマなので、みられた方も多いと思います。

作中、石田ゆり子さん演じる、アラフィフキャリアウーマンの「百合さん」が登場します。

彼女が17歳年下の男性に慕われるのですが、その男性のことを好きな20代のキレイ系女子にこんなことを言われるんです。

キレイ系女子
キレイ系女子

50にもなって、17歳も年下に色目使うなんて虚しくないですか?

キレイ系女子
キレイ系女子

アンチエイジングにお金を出すけど、老いを買う人なんていません

キレイ系女子
キレイ系女子

私は“おねえさん”の半分の歳なので

こんなこと言われたら、私なら泣いちゃう!!!

でも、「百合さん」はこう言いました。

自分の若さに価値を見出しているのね。
私が虚しさを感じることがあるとすれば、
あなたと同じように感じている女性が、
この国にはたくさんいるということ。

今あなたが「価値がない」と切り捨てたものは、
この先、あなたが向かって行く未来でもあるのよ。

自分がバカにしていたものに、自分がなる。
それって辛いんじゃないかな?

私たちの周りにはね、たくさんの呪いがあるの。
あなたが感じているのも、そのひとつ。
自分に呪いをかけないで。
そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい。

フー!!!!!

よくぞ言ってくれました!!!

アラフィフの心を代弁してくれたようなお言葉。

2016年のドラマなので、実はその当時はそこまでピンときてなかったんです。

最近になって、ふと、このドラマを思い出して。

年齢より若く見られることがあると、素直に嬉しい。

でも、それにしがみつくのは、もう、辞めにしました

若くない自分を受け入れていく

若くないと言っても、人生100年時代。

そう考えると若いのです。

ただ、20代、30代とは違う、ということを受け入れていくことも必要。

体力も、思考も、言葉遣いも。

自分が若い時もそうだったように、今の若者には若者のポリシーもあるでしょう。

無理に合わせなくとも、違いを理解する

求められた時だけ、若者にアドバイスをする。

それでいいんじゃないかな。

だからって何でもかんでも諦めない

若くないことを受け入れることと、諦めることは別モンだと思っていて。

以前より痩せにくくなった身体を、そのまま放置するわけではなく、頑張ったりはしています。

ファッションに疎い私も、それなりに清潔感のある服装で。

特に髪の毛は、お手入れをサボると一気に老け込んでしまうので、二ヶ月に一度は美容院にも行っています。

お肌も段々とくすんできているけれど、毎日のお手入れはかかさずします。

段々と思ったようにいかなくなってきたところを、どうすれば現状維持に近づけるか

それを考えることも、大事。

子供がいない私は他人の手を借りる日がくる

そう。

人生の最期、ポックリいければ、これ以上の幸せはありません。

でも、そう約束されたものではないんですよねぇ。

最後の最後まで、自分で何もかもできればいいのですが、そういかなくなった時。

お金を払って、サービスを受ける日がくる。

その時に、「少しでもかわいい人間でいたい」と思います。

かわいいというのは容姿ではなく、心が。

つまり、「かわいげ」です。

いくつになってもこれが一番大事なんじゃないか、とも思えます。

人生の最期に急に「かわいげ」なんて、手に入りません。

おばさん解放宣言をした、今の今から!

この「かわいげ」を大事にしていかなければ!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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