先日、気になっていたカレー屋さんに行ってきました。
私が行った時にはちょうど満席で、外の席で座って待っていたところ、何ともかわいらしい女性が次にやってきました。
なんとなーく常連さんっぽい、その女性に「こちらのおススメってありますか?」と突然の質問にも関わらず、「このCのKTLマトンキーマがとっても美味しいんです」と素敵な笑顔で答えていただきました。
幸先、いいです。
栃木県警からの電話
一緒にカレーを食べに行った方(Aさんとしますね)が、最近詐欺にあいかけた、と。
ある日、「栃木県警捜査二課を名乗る人から電話があって、最初は捜査協力のためにから始まってね…」と話し始めてくれました。(最近「地面師たち」をみたところやから、捜査二課ってリリーさん思い出す(´;ω;`)ウゥゥ)
名前と住所と電話番号、Aさんのこの3つの個人情報を相手は知っていたそうです。
ちなみにスマホの着信画面には電話番号は出ていなくて「不明」と表示されていたみたいで。
警察を名乗る電話口の男はこんな話をした、と。
①操作に関することを話すので、周りに第三者がいない状況を作ってほしい
②ある男性がキャッシュカード窃盗事件で捕まった(犯人の名前も言ったそう)
③そのキャッシュカードの中にAさんのpaypay銀行のカードと思われるものがあった(Aさんはpaypay銀行の口座は持ってないのに)
最初は外を歩いている時に電話がかかってきて、そのまま歩きながら話していたのですが、自宅のマンションに到着し、エレベーターに乗る際に電話が切れてしまうかもしれないと思い、
「電話が切れたらこちらからかけ直しますので、電話番号を教えてください」と警察を名乗る男に伝えました。
すると、「切れた場合は、またこちらからかけます」と。
そもそも、着信画面が「不明」だったことと、電話番号を教えてくれないこと、paypay銀行の口座を持っていないこと、などから、「本当に警察なのか?」とちょっとずつ疑念が湧いてきたそう。
電話口の男に「栃木県警の捜査二課なのですか?所轄ですか?お名前をもう一度教えていただけますか?」と聞いたところ、名乗ることなく「上席に電話を換わります」とスルリといなくなりました。
そこから「警部補のイトウ ケンと申します」と絶対に偽名であろう名前を名乗って、別の男が登場。
また同じ内容をかいつまんで説明したのちに、「この電話を切ったら、あなたは起訴される」などど、わけのわからないことを言われ、Aさんはそこで詐欺を確信し、電話を切ったそうです。(起訴なんて言葉を言われたら、ちょっとパニックになっちゃいそう…)
本物の警察に電話
その後、Aさんは110番に電話して、警察官に今しがたあったことを説明したところ、自宅まで来られて、改めて事情聴取されたそうです。
その時に警察官が「警察官は役職を名乗ることはありません」と。
それは知らなかったので、一つ勉強になりました。(絶対ってことはないかもしれませんが)
こうして第三者的に話を聞くと、「詐欺やな」とわかりますが、実際自分の身に降りかかった時にAさんのように冷静に対応できるかなぁと考えちゃいます。。。
よくテレビなんかで詐欺のニュースを見ると「なんであんなんに引っかかっちゃうのかなぁ」なんて思っていたものの、当事者になると、どうなるのかわかりませんよね。
母親にも普段から「もし、詐欺にあったとしても絶対に責めたりしないから、教えて」と伝えています。
本人が一番落ち込んでるのはわかってるのに、その上責めたりしたら、かわいそうすぎます。
1円でも取り戻せる方法はないか、少しでも早い段階で教えてもらった方がいい!
食べたカレーは
カレーを食べて汗をかきながら、このお話を聞いたわけですが、このカレーが美味しいのなんのって!
かわいい女性に教えてもらった、マトンカレーと鯛出汁チキンのペアでお願いしました。
おススメしてもらった「KTLマトンキーマ」癖になる美味しさです!
鯛出汁チキンも旨味がすごい!
また絶対に来ようと思います。
お店はこちら。お店の方の対応もとても気持ちがいいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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