20代の頃に、母親に自分の名前の由来を聞いたことがあります。
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どんな由来?
名前は両親からの初めての贈り物、と言われています。
母に聞いてみた私の名前の由来は
「響きが好きな名前」
だそうです。
こういう人になってほしい、なんていう思いもなく、母が一存でつけた名前。
若かりし頃は、
「意味もなくつけられたのかぁ」
なんて少しガッカリしたところもあったのですが、今思えば、親の期待を背負うことなく、自由に伸び伸び生きなさい、ということだと勝手に解釈しています。
呼ばれやすい名前に憧れる
昔から、気軽に呼ばれやすい名前に憧れがありました。
例えば、「なつみちゃん」なら「なっちゃん」
「ももこちゃん」なら「ももちゃん」
「あきこちゃん」なら「あっこちゃん」
みたいな。
二文字の名前も「〇〇ちゃん」とか「〇〇さん」と呼ばれやすいですよね。
「あいちゃん」とか、いいですよね~!
苗字で呼ばれるよりもファーストネームで呼ばれた方が、親近感が湧く気がします。
私は、と言うと…
子供の頃、私は友達や周りの大人から、名前の最初の一文字をとって
「〇ーちゃん」
と呼ばれていました。(今もそう呼ぶ人もいるけれど)
慣れた人たちからは、こう呼ばれても、初対面の方はそうもいきません。
私の名前、全体的にちょっとお堅い感じがするんですよ。
それが子供の頃は、「なんかなぁ~」と思ったりしてて。
他の候補たち
母に名前の由来を聞いた時
「3つ候補があって、一つは今の名前。あとは、恵と千秋」
と言われました。
千秋という名前は、親戚が
「女の子が生まれたら付けたいから、おいといて!」
と言ったらしく、母はその時点で却下したそうです。(その親戚には、結局女の子は産まれませんでした!)
恵と今の名前の二択の末、今の名前が勝ち上がりました。
そう言われたときに、想像してみたんです。
恵という名前の自分を。
でも四十ウン年間、今の名前で呼ばれてきたので、やっぱり自分にはこの名前がしっくりくる。
キラキラネームとシワシワネーム
極端に変わった名前は抵抗がありますが、名前の流行りって時代によってそれぞれあって。
アラフィフの私の時代でも、「子」が付く子は、クラスの半分ぐらいだったような気がします。
キラキラネームはよく耳にしますが、この度シワシワネームという言葉を初めて聞きました。
聞いたことあります??
古風な名前のことの総称するらしいのですが、
「シワシワ」て!!!
とツッコミたくなります!
あまりにキラキラネームもしんどい思いをしそうですが、あまりに古風な名前もやっぱり、いろんな思いを抱きそうですね。
成長して、名前に対する思いを聞くことができれば、気持ちも変化するかもしれませんが。
私自身、どちらかと言うと古風な名前です。(と言うことは、シワシワネーム?)
話は少し逸れますが…。
小学生の頃、担任の先生に
「名前は自分の顔と思ってきれいに書きましょう」
と言われたことが、とても印象的で。
提出する書類の名前は、自分の顔を表すと思って、できるだけ丁寧に書くようにしています。
(と言いながら、宅急便の受取りとかは適当に書いちゃってますが)
もし、まだ名前の由来を知らないという方は、親御さんがご健在であれば、聞いてみてはいかがでしょうか。
込められた思いを知ると、今まで以上に自分の名前を愛おしく感じるかもしれません!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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